プロテーゼで鼻を高くしたお客様の施術。

こんにちは。

小顔の美容塾の山口さゆりです。

 

今日もご覧いただきまして

ありがとうございます。

 

今回は鼻を高くする

美容整形手術をした後、

 

鼻の骨とプロテーゼがずれて

鼻筋に影ができたお客様の

 

施術の一例をご紹介いたします。

 

T子様 44歳 東京近郊にお住いの方です。

 

2016年冬に5年ぶりに

T子様からご予約をいただきました。

 

T子様は2011年に鼻を高くしたいと

10回お顔の骨を矯正する施術を

 

受けてくださったところで

転勤のため中断しておりました。

 

 

あと5~6回、

お越しいただいていれば

もっとご満足頂いていたのに、、、と

とっても残念な気持ちもあって

よく覚えていたのです。

 

久々のご予約当日に

T子様から伺った話をまとめると

 

☆ーーー☆―――☆―――☆―――

 

2014年に、転勤先で

 

信頼のおける美容整形外科の先生

の隆鼻手術を受け、

 

シリコン製プロテーゼを

鼻筋に入れて鼻を高くした。

 

2015年に

念願の大きなサングラスと

つばの大きな帽子で、

1週間ハワイを楽しんだ。

 

2015年冬、

年末の多忙なスケジュールに振り回されて

体調を崩した。

 

2016年にふたたび都内に転勤。

 

いま東京近郊の実家に住んでいる。

 

2016年4月に友達との食事会で

撮ってもらった写真を見てびっくりした

 

照明のせいかとも思ったが、

鼻筋に沿って横に薄い影があるのを発見。

 

自分には、

プロテーゼの影だとはっきり分かった。

 

整形手術をしたことが

周りにバレてしまうかもと思い

 

ぞっとして、

私、山口のところにお越しくださいました

☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆

 

T子様は施術前のカウンセリングで

以上のことを話してくださり、続けて

 

手術をした美容整形外科に相談するにも、

遠いのでいけないし、

 

整形がバレるのが怖くて、

誰にも会いたくないし。

 

プロテーゼを取る手術を

受けることも考えたけど、

 

鼻が高くなった自分の顔が

気に入っていたので

思いきることができなかった。

 

ウジウジしていたら

以前に施術をして

鼻を高くしてもらった(

私)山口先生を思い出した。

 

顔の骨を矯正すれば鼻を高くできる、

といって

あの時、

あそこまで鼻を高くしてもらえたのだから

この影もなんとかしてくれると思った。

 

それにここ2年くらいで

痩せてもいないのに頬がこけて

顔が長くなっている気がする。

 

ダメもとでも、

今は頼れる人が山口先生しかいないと

ご予約をくださいました。

 

それと、T子様はこうもおっしゃいました。

 

「先生のこと思い出しても

すぐに連絡できなかったの

 

せっかくあれだけ

きれいにしてもらっていたのに。

 

整形手術をしちゃってごめんなさい。

 

がっかりさせるのでないかと申し訳なくて。」

 

私がいつも申し上げている通り

 

ご自身で思ったことを実行することが

大事ですし

 

ご自分の考えで行動なさった事は

素晴らしいことです。

 

自分で決断して動くことは

基本的には

自律神経にも良い作用を及ぼします。

 

それに何より私はT子様が最後の最後に

私を頼ってくれたことが嬉しかったです。

 

5年ぶりのご来店は、

まぎれもなく

私への信頼と評価だと思うのです。

 

T子様とお話をしながら

 

お顔の様子をよく見ると

5年前と比べて一段と

鼻筋がきれいに通って

大きなサングラスが

良く似合うお顔になっています。

 

これだけきれいに違和感なく

鼻を高くする手術をなさる

お医者様の腕の良さに

感心も致しました。

 

 

ただ最後にお会いした2011年より、

確かにお顔が全体的に長くなっていました。

 

顔が長くなるのは

顔の骨が歪んでいるからです。

 

顔の骨の歪みは

忙しさから自律神経が緊張して

顔や肩首の筋肉がこるのが原因です。

 

2年前の仕事が忙しかった時に

 

自律神経が緊張するクセがつき

お顔や肩首、身体の筋肉がこった状態で

ゆるまなくなったまま

過ごしてきたのでしょう。

 

一見関係ないようですが、

肩コリが

顔の骨の歪み、鼻の骨のズレを

作っています。

 

T子様の鼻の影は明らかに

顔の骨が歪み

鼻の骨とプロテーゼが

ずれたためにできたのです。

 

【鼻の影は顔が歪んだせい。

顔の歪みは肩コリのせいです。】

 

T子様のご希望は

鼻筋の左右に出てきている

プロテーゼの影を解消すること。

 

そして、

私には気がかりがもう一つありました。

 

それはT子様がこれから先、

 

ご自分の鼻筋に再び影がでるかもと

不安を感じるのではないかということ。

 

将来の不安は

自律神経の緊張につながります。

 

いま、T子様の心配どおり、

室内の照明の角度によっては

プロテーゼと鼻の骨が

ずれて影が確かに出来ています。

 

バレるだけならまだしも、

今後はさらにこんな影が濃くなれば

 

「鼻を手術で高くしたけど、

あれでは失敗だよね。」

 

と、周りの人に思われてしまいます。

 

不安は自律神経を緊張させ、

お顔の歪みや肩コリを生じさせます。

 

 

 

「先ずは、T子様が

ご満足できた当時のお顔に戻すことです。

 

そのためには

自律神経の緊張をゆるめて、

お顔、肩首のコリを柔らかくしてから

お顔にさわりましょう。」

 

と申し上げました。

 

T子様には久しぶりに

「小顔矯正60分のコース」の

施術を受けていただきました。

 

 

施術はまずうつぶせで

お身体の後ろ側のコリをゆるめます。

 

自律神経の緊張によってコル筋肉は、

身体の後ろ側に集中しています。

 

首、肩、腰、ひざの筋肉を

後ろ側からピンポイントでゆるめると

肩首とお顔の施術の結果が

格段と良くなります。

 

身体の後ろ側のコリがゆるむと

肩の盛り上がりがとれ、

 

骨盤が整いウエストの位置が上がり、

 

膝の力がぬけて足が伸びます。

 

これで背面は完成です。

 

自律神経の緊張をゆるめる背面の施術で

およそ30分です。

 

次に、

T子様に仰向けになって頂くと

肩首、ウエスト、ひざのところで

ベッドとの隙間がなくなっています。

 

身体とベッドの隙間がないのは

自律神経がゆるんだサイン。

 

 

このサインを確認して

お身体の前側の施術をスタートします。

 

仰向けになった時、T子様は

 

「すごく身体が楽になったのが分かる。

 

自分では気が付いていなかったけど、

全身に力が入ったままになっていたのね。

 

そういえば、

もう何年も上を向いて寝ることが

できなかったような気がする。

 

やっと力が抜けたって感じます。」

 

と言ってくださいました。

 

前側は、

もうすでに身体の背面の施術で

自律神経の緊張がゆるんでいますから

 

肩関節、肋骨、骨盤に

私が両手で軽く圧をかけるだけで

スルッと形が整います。

 

身体の背面と前側の両方の

歪みとっておけば

お顔の骨と鼻の骨が

ずれることはありません。

 

T子様のご希望は

鼻の骨とプロテーゼの

ズレから出来ている影の解消です。

 

このご希望にお応えするためには

お身体の

歪みをとっておくことが不可欠です。

 

ここまでで

お顔の骨の歪みをとるための

下ごしらえが終わりました。

 

いよいよお顔と鼻に取り掛かります。

 

そのためには、

先ずは頭部の近くの

肩首のコリを柔らかくします。

 

この図をご覧ください。

 

自律神経が緊張すると

身体の中で最初にコルのが

この図のこの僧帽筋です。

 

自律神経と僧帽筋は

切っても切れない深い関係にあります。

 

自律神経の緊張で肩コリが続くと

僧帽筋は膨らんで

この図のように盛り上がります。

 

僧帽筋は平常時と緊張が続いた時では

このように大きさが違います。

 

実は、肩コリは

いつも私が言っている

僧帽筋だけではなく

この図にある

僧帽筋と他の

7組の筋肉全てがコッています。

 

この動画をご覧の方も

お聞きになられたことがあると思いますが

 

他の7組の筋肉は

深層の筋肉、

インナーマッスルといわれる筋肉です。

 

肩コリを解消するには、

この僧帽筋の下にある

このインナーマッスルも

柔らかくしなければなりません。

 

この僧帽筋と

インナーマッスルのコリを柔らかくすると

 

自律神経の緊張が一層ゆるみ

頭部を直接支えている、

肩首がほぐれます。

 

 

マシュマロのように柔らかく

フワフワになるんですよ。

触っていると

フワフワって分かるんです。

 

僧帽筋と

首のインナーマッスルのコリを取る時の

私の技術は

首自体の筋肉を触るのではなくて

頭の骨の後ろ側、

 

この図のここの襟足にある

私が見つけた

アステポイントを

【800g】の圧で数回押します。

 

このテクニックで

首のコリがすぐに柔らかくなります。

 

先の図でお見せした

首のインナーマッスルのコリも

アッと言う間にゆるみます。

 

 

お顔の骨のゆがみをとり

鼻の骨のズレを解消するには

 

肩首の僧帽筋と

インナーマッスルのコリを

 

同時に柔らかくすることが

どうしても必要です。

 

それができるのが

アステポイント【800g】の技術なのです。

 

 

これまでの施術で

お身体の緊張はゆるんでいて、

 

肩首のコリもマシュマロのように

柔らかくなっています。

 

これからお顔にさわっていきますが

お顔の筋肉の緊張は

もうほとんど解消して

 

お顔の骨の歪みもほぼなくなっています。

 

こうして鼻筋に特に触らなくても

プロテーゼとのズレはなくせるのです。

 

お顔の施術には

【10g】の圧の

優しいテクニックを使います。

 

ひみつの角度と速さでお顔にふれ、

指先をすべらせると

自律神経が緊張していた影響で

歪んでいたお顔の筋肉が

柔らかくほぐれていきます。

 

この【10g】の圧の優しいテクニックで

緊張していた自律神経が

また一段とゆるみ

お顔の骨のゆがみが整います。

 

お顔の骨のゆがみがなくなると

鼻筋とプロテーゼのズレが

なくなるだけではなく

プロテーゼを鼻筋にいれていると

知っている私でさえ

「きれいな鼻筋」

に見とれてしまうほどになりました。

 

お身体、肩首、お顔の順で

全体に影響する自律神経を

ゆるめる施術をしたので

 

T子様は施術の途中から小さな寝息が

聞かれるほど

リラックスなさっていました。

 

今回の施術では、

全身のこっている筋肉を柔らかくして、

自律神経の緊張をゆるめることを中心に、

 

首の筋肉のコリの影響で歪んでいた、

お顔の骨と鼻のズレを矯正しました。

 

その結果、

T子様が私の施術を受けるのが

初めてではないとはいえ

 

一回でプロテーゼとのズレのないところまで

調整することができました。

 

T子様は5年前になりますが、

何回も私の

施術を受けていただいていたので

自律神経の緊張が早くほぐれたのです。

 

施術後、

T子様の鼻筋の左右からは

影が消えました。

 

 

 

2人でふざけてタブレットを

横から見たり、

下から見たりしながら

「影がみえないね、」と

顔を見合わせてニコニコできました。

 

この後、施術は鼻の骨を

安定させるために

2週間ごとに

3回続けて受けていただきました。

 

T子様はこの3回の施術を

受けられているうちに

ご自身にメンテナンスが必要なんだと

お考えになられたようでした。

 

その後も鼻の影がもう出ないようにと

2か月に一度の間隔で

メンテナンスにお越しおただいています。

 

 

整形の有無にかかわらず、

メンテナンスは

2か月に1回が最も美しさを

維持できる間隔だと感じております。

 

 

2か月で

老廃物を分解してくれる

肝臓の細胞が入れ替わるので

 

その周期に合わせた

メンテナンスが理想的なのかも、、、

と思っております。

 

今回は

プロテーゼで鼻を高くした後に

私の施術を受けられた

お客様をご紹介いたしました。

 

今日もご覧頂きましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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