脂肪吸引をなさったお客様をご紹介いたします。

こんにちは。

小顔の美容塾の山口さゆりです。

 

いつもご覧いただきまして

ありがとうございます。

 

今回ご紹介するのは

腹部の脂肪吸引をしたお客様です。

 

基本的に脂肪吸引は、

どの部位でも同様の

身体の変化がございますので

 

腹部以外の箇所の吸引をなさった方も、

ご参考になさってください。

 

お客様をご紹介いたします。

Y子様  

48才  

セレクトショップ経営。

 

年と共に痩せにくくなって、

10年前より15㎏も太りました。

 

 

仕事で仕入れる商品が、

無意識のうちに

ゆったりサイズのものが多くなって

自分が太ったことが

仕事の商品にまで影響していることに

気が付きました。

 

食事制限をしてもどうにもならなくなり

運動はすればいいのは分かっていても

時間がとれません。

 

それでやむをえず、

お腹とお尻の脂肪吸引をした、という方です。

 

施術前のカウンセリングでは

次のことをうかがいました。

 

 

1 脂肪吸引後1年くらいは

お腹周りがサイズダウンしたので

大変満足していた。

 

2、脂肪吸引後、身体のメンテナンスは

相変わらず時間がないので

何もしていない。

 

3、今年から、

年のせいか肩コリと背中の張りが

とれなくなってきた。

 

4、背中が贅肉で分厚くなって、

背すじを伸ばしても猫背に見える。

 

5、自分の顔が大きく長くなり

疲れたように見える。

 

6、もう一度、美容整形手術をするというのは、

ダウンタイムの時間もとれないので

  山口の施術で何とかならないかと思った。

 

特に4番の猫背に見えるのと

5番の疲れた長い顔の

改善をご希望でした。

 

カウンセリングの中で

Y子様に脂肪吸引のご経験があると知り、

Y子様のお身体を見るまで

不安だったことがあります。

 

それは、

脂肪を取り過ぎていないかどうか

脂肪の吸引が均一にできているか

という点です。

 

脂肪吸引は

皮膚の下にある脂肪を吸引して

身体の形を整える

美容整形手術です。

 

見えていない

脂肪をとるわけですから、

医師の経験、技術、美的センスに

頼るところが

多い手術なのです。

 

脂肪の取り方に

偏りがあるかどうかは、

お身体を見れば

すぐにわかります。

 

1、皮膚に不自然なシワがある。

2、表面が凸凹している。

3、外側から触って変に硬いところがある。

4、皮膚の柔らかさが一定でない。

5、血行の悪さから肌の色がまだらである。

 

最悪、下手な先生に当たっていたら

自律神経の緊張をゆるめて

硬くなっている筋肉を

柔らかくするだけでは

 

Y子様のご希望である

猫背と疲れた長い顔の

改善にはお応えできません。

 

脂肪吸引そのものの

仕上がりのうつくしさと

 

医師から指導された、

バンテージの使用や

重いものを持たないように、などの

ダウンタイムのケアが

きちんとできているかどうかで

私の施術を効果的に受けていただく

回数と手順が、変わってきます。

 

下手、取り過ぎ、

まだらな脂肪吸引をした場合、

 

または医師の指導をきかないで

ダウンタイムのケアをおこたった場合は

 

自律神経の緊張の仕方が何倍も強くなり

40代女性は本来

【60分コース】×6回ですが

【90分コース】で8回~10回に

増える場合があるのです。

 

カウンセリングでY子様は

脂肪吸引を受けて良かった。

 

結果に満足していた。

 

バンテージを巻いているのが

ホントに大変だった、

 

とお話しなさっていたので

 

吸引した先生は

上手な脂肪吸引をする医師で

Y子様も術後のケアを

しっかり

なさっておられたのだとは

思いましたが

やはり、実際にお腹を見なければ

おススメのコース、

回数は何とも言えません。

 

お着替えをして

ボディラインを拝見してから

コースの相談を

させて頂く運びとなりました。

 

今回のご要望のメインは猫背の解消です。

 

 

Y子様は

「贅肉で背中が猫背に見える」

と言っておられますが

 

その通り、この猫背の原因は

自律神経の緊張のせいで

ついた贅肉です。

 

よく勘違いなさっている方が

おられるのですが

 

「贅肉」は「脂肪」ではありません。

 

自律神経が緊張すると

肩首と背中の筋肉がコリます。

 

背中と肩首のコリは

自律神経の緊張が長く続くと

筋肉に老廃物がたまって盛り上がるのです。

 

「贅肉」の正体は

老廃物が

たまってふくれて盛り上がっている

筋肉です。

 

 

私の施術では

盛り上がった筋肉の中の老廃物を

流し出してサイズダウンさせます。

 

なので、老廃物で

猫背になっているのであれば

背中の盛り上がりは解消できます。

 

カウンセリングで

お話をうかがった後

 

着替えていただいた

Y子様のお腹を見ましたら

シワが少なく皮膚表面も滑らかで

 

これは腕の良い医師が

お腹の脂肪を

まんべんなく、

偏りなく

上手に吸引していると分かりました。

 

 

この腕のいい先生がなさった

脂肪吸引の後であれば

 

私の施術も

自律神経の緊張をゆるめ

顔と身体の筋肉のコリを

ほぐすだけで

Y子様ご希望の、

猫背と疲れ顔の改善はできます。

 

偏りなく均一に仕上がった

脂肪吸引の痕は、

とてもきれいでした。

 

自律神経の緊張も

そこまで強くはないので

 

施術は、

40才代の方に通常おすすめする

【小顔矯正60分のコース】×6回で

十分です。

 

回数を増やす必要もありません。

 

 

 

今回のY子様のコリの硬さは

この図の

コリがある

【注意の黄色のゾーン】の段階でした。

 

 

たとえば

もっと我慢して

もう1年経っていたら

 

コリが強い【危ない赤いゾーン】に

入っていたと思います。

 

注意の黄色より

コリが強い

【危ない赤いゾーン】になると

 

施術のコースを

60分のコースより長い時間の

90分のコースに変え

 

しかも回数も増やさないと

僧帽筋を

柔らかくすることはできません。

 

 

自律神経が緊張すると

身体の中で最初にこるのが

この図の緑で示している

この僧帽筋です。

 

僧帽筋はこの図のような

リラックスが本来の状態です。

 

ですが、自律神経の緊張で

コリが続くと

僧帽筋には老廃物がたまってふくらみ

「贅肉」に変化。

 

【注意の黄色】の段階に突入します。

 

この「贅肉」が

Y子様のおっしゃる

「猫背」の正体です。

 

これがさらに進むと

盛り上がりが硬化していく

危ない赤いゾーンになります。

 

僧帽筋は

緑の緊張していないリラックスの時と

 

黄色の

緊張が続いた注意の時では

このように大きさが変わり

 

注意の黄色と危ない赤では

僧帽筋の硬さが変わります。

 

この自律神経の緊張をゆるめれば

猫背と疲れ顔の改善ができます。

 

施術ではこの僧帽筋の

注意の黄色の

盛り上がりを解消して

 

緊張していない時の

リラックスの緑の状態を

目指します。

 

Y子様は

脂肪吸引をなさって

1年間はご満足なさっていました。

 

今年から、

とカウンセリングでおっしゃったので

2年目以降に

肩コリと背中のハリを

感じ始めたということです。

 

これは

身体の脂肪吸引という突然の変化に

 

自律神経が対応しきれず

緊張し続け

猫背として

目に見えるほど

背中の僧帽筋に

老廃物がたまるのに

1年、2年かかっていた、

ということ。

 

2年経ってようやくY子様は

肩コリ、背中のハリ、猫背を

自覚するようになりました。

 

 

 

僧帽筋の猫背の正体の老廃物は

脂肪吸引直後から

少しずつたまりはじめ

 

ご本人が「身体が分厚くなってる。」

と表現するほど

体内で贅肉になっていたのです。

 

Y子様は猫背を年のせいだと

思っておられるようでしたが

 

脂肪吸引によって

自律神経が緊張したままで、

老廃物がたまり続けていたことが

猫背の原因にほかなりません。

 

脂肪吸引したまま

ケアをしないで

ほったらかしにしていたせいで

猫背に見えるだけです。

 

背骨は曲がっておられません。

 

 

老廃物がたまっている

猫背の状態を解消して

疲れた長い顔の改善をするには

 

1 全身の硬くなっている筋肉をほぐす。

 

2 脂肪吸引という急な変化に

緊張しっぱなしの

僧帽筋をほぐし

自律神経をゆるめる

私が見つけたアステポイント

【800g】のテクニック。

 

3  脂肪吸引したお腹の皮膚と筋肉の

たるみを改善する

私が考案した腹膜リリース。

 

4 お顔の

皮膚と筋肉をほぐす

シセニック・フェイス。

 

 

 

3番の腹膜リリースは

脂肪吸引して

たるみが出やすくなった

お腹の皮膚と筋肉を

引き締めるテクニックです。

 

この4つのテクニックを使って

脂肪吸引をなさった

Y子様の施術を行います。

 

いつも通りうつ伏せからスタート。

 

背面の硬くなっている筋肉を

柔らかくします。

 

次に

自律神経と

切っても切れない深い関係の僧帽筋を

アステポイント【800g】の

テクニックで

ほぐしていくと

 

こって猫背のように

丸く盛り上がっていた背中が

風船の空気を抜くように

平らになりました。

 

続けて、仰向けになってから

私が考案した

お腹の腹膜リリースをします。

 

このマッサージは

表面の皮膚と筋肉だけではなくて

 

内臓を守っている腹膜の

ねじれと、たるみを取ることができ

 

自律神経の緊張が

ゆるみやすくなります。

 

脂肪吸引をなさった方への施術では

 

私の個人的なこだわりですが

脂肪吸引後の

お腹の皮膚と筋肉のたるみを取って

美しく仕上げます。

 

腹膜リリースをしていくと

Y子様の浅く早い呼吸が

ゆっくりとしたリズムになりました。

 

 

呼吸がゆったりするのは

脂肪吸引後という急な変化で

緊張していた

自律神経がゆるんだサインです。

 

そして、

仰向けのままでもう一度

アステポイント【800g】の

テクニックで

僧帽筋をほぐしました。

 

先ほどもお話しいたしましたが

自律神経が緊張すると身体の中で、

一番、最初にこるのがこの僧帽筋です。

 

僧帽筋がこってる硬さと

自律神経の緊張の度合いは正比例します。

 

なので僧帽筋が柔らかくなれば、

自律神経の緊張もゆるむのです。

 

しかし、

僧帽筋に少しでも硬さが残れば

自律神経の緊張はゆるみません。

 

自律神経がゆるまないと

僧帽筋は

盛り上ったまま猫背に見え

お顔も疲れ顔のままになるので

僧帽筋は徹底的にほぐしました。

 

僧帽筋が

柔らかくゆるゆるになり

背すじが美しく伸びたので

最後にお顔を仕上げます。

 

お顔の皮膚と筋肉をほぐす

シセニック・フェイスをして

 

自律神経の緊張をゆるめると

疲れ顔が短くなりました

 

最後はもちろん小さく小顔に整えて

1回目の施術は終了です。

 

 

 

 

 

施術後、Y子様は

「1回のマッサージで分厚い猫背が

こんなにうすくなるなんて・・。」

 

「着てきたジャケットの背中が

ブカブカになってるわ。

他人の上着を着ているみたい。」

 

Y子様は2年前にした脂肪吸引後の

ダウンタイムのケアはもちろん

バンテージを巻く期間も

医師の指導通りにしておられました。

 

だからこそ、

脂肪吸引をしてよかったと

ご満足なさっていたのです。

 

ですが、やはり

お身体の一部であった脂肪をぬくのは

身体の負担が大きく

自律神経は緊張しやすくなっていました。

 

2年前の脂肪吸引を

きっかけに始まった

自律神経の緊張に気付いて

すぐに対処すればよかったのですが、

 

メンテナンスをせず

コリを放置していため

猫背に見えるほど背中がふくらみました。

 

脂肪吸引をしてから

2年以上経過していたら

 

1回の施術でこれだけの効果を

実感して頂くことは

できませんでした。

 

Y子様はご自身の体力に自身があり

大きな病気もなさらずにきました。

 

ですが、自信があるからこそ

ご自身のケアを

怠ってしまったのだと思います。

 

どんなに健康でも

メンテナンスは大切です。

 

 

Y子様は2週間ごとに6回

「小顔矯正60分のコース」を

お受けになり

 

その後、1が月に一度の

メンテナンスを

お続けいただいています。

 

今日は脂肪吸引をなさったお客様を

ご紹介いたしました。

 

今日もご覧いただきまして

ありがとうございました。

 

 

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