前肩で顔が長いタイプ。

こんにちは。

この動画では前肩で顔が長いタイプの方の話をします。

先ずイラストをご覧下さい。




猫の僧帽筋です。

ねこの背中の僧帽筋は

敵と出合うと伸展します。

それは自分の身体を大きく見せて

敵を威嚇するためです。

人間の僧帽筋も背中にある筋肉で

敵と出会うと伸展して自分を大きく見せて威嚇します。

横から見てみると

肩甲骨です。

肩関節です。

この上に肩コリの筋肉僧帽筋、

そして拮抗筋の大胸筋がこのように付着しています。


ストレスが長く続くと僧帽筋は伸展、膨張します。

拮抗筋の大胸筋は収縮します。


僧帽筋が伸展膨張すると後頭骨を押し上げて

また、肩関節を前に押し出します。

大胸筋は収縮して肋骨を下に押し下げます。

そうすると首と肩関節が前に押し出された形になります。

肋骨は厚みが薄くなって下に下がり

下から顔を支える力が無くなるので

アゴが下がって、

顔が長くなります。


今ご覧いただいたように

肩コリの筋肉僧帽筋は
脳神経の副神経の働きで

敵と出会ったとか、ストレスがあると感じた瞬間に

伸展膨張して、身体を大きく見せて

敵を威嚇します。


そして、拮抗筋の大胸筋、胸の筋肉は収縮して固まってしまいます。


背中は伸展膨張。

胸は収縮、小さくなって固まる。

胸が薄くなります。

大胸筋は伸展する力が無くなります。


大胸筋が薄くなって小さくなった分

僧帽筋に押されて肩が前に出てきてしまいます。


ついでに

後頭骨は押し上げられて

側頭骨は前方回旋⇒顎関節が落ちる⇒顔が長くなる。

アゴを突き出して肩が前に来ているっていう形になります。


アゴを下から支える首の広頚筋は

顔の土台、首、肋骨が下に下がるので

支える力が無くなります。


顔は下から支えてもらえないので
アゴは落ちたままになります。

こうして顔が長くねりますよ・・・・というイラストでした。


顔だけのことを考えて顔を身みじかくしたい

というのは間違った発想です。


身体全体のことを考えていかないと

顔は短くなりません。

顔だけに囚われていては

いつまで経っても、

どの様な努力をしても

顔は短くなりません。


皆さんの美容、顔を短くする考え方にお役にたてると嬉しいです。



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